2006年10月03日

コドモノクニ

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安井小弥太 「地下鉄電車」 1932年

「・・・『機械と子供』というテーマで、機関車や浚楪船やロードローラーのようなものをかいて、
それに子どもの生活を結びつけた。
これはもちろん説明なんか全然なくて、それだけを楽しむという絵だけれども、
安井小弥太君がそのことに感心して、
とくにぼくが機関車を描いたことに刺激されて、彼は汽車を描き始めた。
それで、けっきょく彼は汽車の絵描きになったんです(略」

大正時代から昭和初期は童謡、童話の隆盛期
小国民の情操を養おうと 情熱に燃えた若い作家達が
西欧のモダーンな最先端を取り入れた絵雑誌をさかんに発表していた
「赤い鳥」「金の船」

「コドモノクニ」はそのひとつ

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都市の風物が多いでしょ 
コレ1930年 岡本帰一作

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ドイツにバウハウス フランスにアール・デコ
でも この雑誌を開く中流、上流の子供達はまだ
畳に座って読んでいただろう 

「ナウいなぁ かっこいい」てなもんで


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武井武雄 「オーケストラ」

読者に媚びないプロの仕事
このサイトは宝の山ですよホント

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岡本帰一 「モダーンウラシマタラウ」



タグ:歴史
posted by ヒサミチ at 03:51 | Comment(2) | TrackBack(0) | 画像 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
はじめまして、広告会議室から飛んできました。
タイムリーにも今ちょうど授業で「コドモノクニ」のプリント配布されたので・・・、
ネコとアヒルのお話でした。
Posted by かわだまこと at 2006年10月03日 12:32
検索しててよく思うんですが
ネットは時事ネタ、新しい情報に強いかわり
タテ方向にホント頼りないですね 
古い情報は書籍にぜんぜんかなわない

「コドモノクニ」オレも興味が湧いたので
バック・ナンバーを探そうかと

ノスタルジアだけでなく 若い子にも新鮮なプレゼンできると思うんですよね 
こういう絵 忘れられるのは勿体無いよ 
Posted by ヒサミチ at 2006年10月03日 18:09
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