2006年10月17日

江ノ島年代未詳

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江ノ島は絵のように美しい島の謂

たとい美しくなくとも真を写すのが写真と思えど
この頃 幕末から明治時代前半 写真は日本に普及していない
こんなカメラを使っていて 露光時間は明暗に左右された 
長くて数十分という話もあるです

クシャミひとつでブレちゃいますんで 不動の姿勢をとらなきゃならない
みなさん神妙な顔 カメラに精気を抜き取られると本気で信じた人もいた

笑った顔は一瞬だからなぁ

だもんで晴れ間の風景写真が多い
箱根浅草東照宮 熱海湯本松島京都 
何処の国でも同じでしょうが 観光名所は100年経ってもあまり変らない
江戸や大阪 のちに焼かれた都会が見たい

もうひとつ
芸妓の写真が多いでしょ これはブロマイド 修正して色を挿してお土産にした

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もっと昔は錦絵や羽子板に有名な芸者の似顔を描いて
それを目当てに客が通った 今でいうところのグラビアアイドル 
三味線に余念がないのは芸能人だから
いまでもいるでしょ たとえば絵を描く芸人

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色街の芸者がアイドルと違うのは金さえ積めば何とかなるところ
何ともならない場合もあるが そのへんはまぁキャバクラと同じです

春を買う側 若い男衆には刺青が目立つね
大工 火消し 籠っかき 彼らはヤクザでも何でもない
男気のアピール 心意気で背中に龍や石川五右衛門を背負っている

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芸者や大工ばかりじゃない 今と違ってひと目で身分がわかります

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子守   医者 八百屋 百姓 飛脚 髪結 虚無僧
丸髷に結っているなら嫁いだ女 笑うと鉄漿 歯は真っ黒だったでしょう

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スタジオにあつらえたセットを背にして みんな絵の中の人のよう
カメラに慣れずにしゃっちょこばっている
人は変れど山河は変らない

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写真は「幕末・明治期日本古写真メタデータ・データベース」より

「十九世紀中葉横浜港的見聞」

「探検コム」

「日本古写真倶楽部」

「ガラス版写真目録(沖縄)」

「古写真リンク集」


タグ:歴史 写真
posted by ヒサミチ at 22:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 画像 このエントリーを含むはてなブックマーク
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