2006年11月12日

You Tube シンガー・ソング・ライター特集 



ケニー・ランキン 「Peaceful」 1967年か


ケニー・ランキンは のちにAORで成功したNYの自作自演歌手 ギター一本の浮遊感はボサ・ノヴァ経由
こちらではフレッド・ニールの「ドルフィンズ」をカヴァーして素晴らしい



ジェイムス・テイラーキャロル・キング 「君の友だち」 1971年
革命ドラッグサイケデリック 狂躁の60年代の終わりを告げた曲です

チャールズ・マンソン オルタモント 
泥沼化するベトナム戦争とあいつぐロック・スターのドラッグ死
夢は終わった 自分達はバラバラになってしまった 

大人になれない元ヒッピー達は自分と自分の仲間たち 
生活について唄い始める 日本でいえばGSブームに続いた四畳半フォーク



キャロル・キング 
「ナチュラル・ウーマン (You Make Me Feel Like) A Natural Woman」 1971年

アレサ・フランクリンの代表曲 キャロル・キングの曲が黒白問わず愛唱されるのは
骨格に教会音楽、ゴスペル・ミュージックがあるからでしょう



ジェイムス・テイラージョニー・キャッシュ 「おおスザンナ」 1971年

フォスターの古典を歌うトシの離れた男と男 ハモッてみても水と油
キャッシュはギターを背中にまわしてカッコいいね




ティム・ハーディン 「If I Were A Carpenter」 69年 ウッドストック・フェスティバル

自称「ベートーヴェンの生まれ変わり」 フォーク・ブームの波に乗り
スモーキー・ボイスで呟くように唄った寂しい曲のいくつかをたくさんの歌手が吹き込んだ 
ロッド・スチュアート、カーペンターズ、スリー・ドッグ・ナイト 
そのうち時代遅れになって ジョン・レノンと同じ月にヤク中で死んだ

自嘲や諦念をさらけ出す負け犬の歌に 心あたためられるのは何故なのか



レナード・コーエン 「Stranger On Once More With Felix」 1967年

インテリとヨーロッパ人に愛される歌手 レナード・コーエンはカナダ出身 
こないだ古本市でこの人の著書見たよ 60年代の もともと作家なんですよ

訳者あとがきに「コーエンは歌手でもあるらしい きっと繊細な唄だろう」と書いてあった 
ベスト・アルバムの解説によれば 何でもコーエン本当にひどく神経質で
「外出前にどの上着を着ればいいか、帽子をどうするか 2時間も3時間も迷う」とありました



ティム・バックリィ 「 I'm Coming Home Again」 1968年
フレッド・ニールと並び称されるアシッド・フォークの始祖です
今はジェフ・バックリィのオヤジといったほうが通りがいいかも

幽玄といおうかヨーデル唄法を巧みに操って 聴き手を崖っぷちへ連れて行く 

ティム・バックリィもう一曲 フレッド・ニール作  「ドルフィンズ」 74年



上にも貼ったケニー・ランキンのヴァージョンと比べて楽しい
オリジナル、フレッド・ニールの「Dolphins」はこちら 



ローラ・ニーロ 「Poverty Train」

イタロ・ソウルの血とドゥ・ワップの素養が生んだ個性
デヴュー作に「わたしが死んだそのときに」と唄った洗い髪の美女

ローラ・ニーロのような歌手はニューヨークにしか生まれないでしょう



ニール・ヤング
 「Tell Me Why」 1976年

カナダ出身 あちらの遠藤賢司です

イギリス在住のべーシスト クマ原田さんのインタヴューで
「朝起きたら ウチの裏の公園で凄い爆音がするわけ
何だろうと思ってみたらニール・ヤングがアンプ引いて練習してるんだよね
子供とか鳩とか寄ってきちゃってさ」
ホントかなぁ スタジアム級の歌手ですよ
ありそう、とも思えるし

ニール・ヤングが居たのがこのバンド
 


バッファロー・スプリングフィールド
 「For What It's Worth」 67年

バスドラムが心臓の音のよう
アルバムは個性が火花を散らして美しい
はっぴいえんど結成のヒントになったことでも有名



ジョニ・ミッチェル 「Chelsea Morning」 70年

このひともカナダ人 だから「ラスト・ワルツ」に出てたのね
変則チューニングとジャコ・パストリアスをはじめとしたジャズ・フュージョン畑との共演 
実に不思議な曲を書く プリンスが影響を受けた、との話ですが 流れるようなライムの軽さか 



ブライアン・ウィルソン 「Surf's Up」 1966年

最後は少し主旨ずれますが 
ビーチ・ボーイズの御大将 自宅のリハーサル中継を 

サーフ・バンドの波は引いて二度と帰らない
ブライアン・ウィルソンはこののち20年近く
ベッド・ルームに引き籠り 鬱とドラッグ中毒と闘うことになります

このあいだ出た挽回作「スマイル」は本当に美しい おすすめです  

タグ:70年代
posted by ヒサミチ at 14:51 | Comment(2) | TrackBack(1) | 映像 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ビースフル大好きな歌です
画像よかったです
Posted by 空色 at 2006年11月14日 20:35
「ピースフル」といえば
http://somewhere.babyblue.jp/archives/2005/05/going_home_geor.html
ジョージィ・フェイムもカヴァーしてましたね
http://www.youtube.com/watch?v=0B7QKNCFnXA
ジョージィ・フェイム67年の「Getaway」
Posted by ヒサミチ at 2006年11月15日 01:41
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Weblog: 音楽の杜
Tracked: 2006-11-12 16:49
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