2007年01月29日

You Tube 古今亭志ん生



You Tubeに古今亭志ん生登場 アンツル安藤鶴夫までいるよ

かんたんな紹介という感じ 首の動きが息子そっくり
生き方とかそういう話になってますけどマにうけちゃダメよ
高座で平気で居眠りした男ですから それを数十分黙ってみていた客も呑気だが
「芸なんてものは一生一度やるもので 毎日高座で芸をやっていたら
こっちのからだが持ちませんよ 芸と商売はおのずから別っこのものです」

息子 古今亭志ん朝「宿屋の仇討」だったか教える際に
「ええー、そこでそのぅ、おさむらいが出てきて」
父ちゃん、ただ侍じゃわかんないよ 名前は何て?
「忘れちまった いいんだよぅ 客はわかりゃしねぇ」

現在過小評価はなはだしい
志ん生、終生のライバルだった先代桂文楽
対照的に 端整で完璧主義の噺家でした
何度やっても頭から下げまでストップ・ウォッチのように狂いがない

しかしある日の高座の半ば
齢80にして「大仏餅」の人名が思い出せなくなった
ハタと話が止まりややあって 深々と客に頭を下げて
「勉強しなおしてまいります」
それが昭和の名人と謳われた噺家の最後の高座になりました
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A1%82%E6%96%87%E6%A5%BD_%288%E4%BB%A3%E7%9B%AE%29

弟子の言うのに 老いを悟った文楽は部屋でひそかに練習していたという
「勉強しなおしてまいります」「勉強しなおしてまいります」

桂文楽は幇間たいこもちと遊女が本当にうまかった 
はしゃいで甘えて無茶なおねだりする人を描いて神がかっていた
「明烏」「鰻の幇間」 「寝床」

比べて志ん生は男性的でとぼけたナンセンスが売りでした
「大工調べ」「火焔太鼓」「唐茄子屋政談」も素晴らしい

志ん生の落語を誰かが「独身男のための芸」と言っていて
なるほど、と思ったよ 
何ていうのか ひまったらしいのね ぞろっぺい どっか人を喰っている 
せっかちなくせに心の底では まぁ、どうでもいいや 酒が飲めれば、と思ってそうな

巨人優勝祝賀会で倒れてのちは酒を止められおかんむり
「もし、ろれつでも回らなくなったら自殺しちゃうからそう思え」
「自殺しちゃうから」ってのが もう志ん生なんだよね

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「三人噺」
父に志ん生 弟に金原亭馬生と志ん朝を持った娘、
美濃部美津子さんの 声が聞こえるような回想録


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「寄席紳士録」
安藤鶴夫は今オレ集めてるところです
「三木助歳時記」も最高だがまずはこの芸人奇談集を



古今亭志ん生の酒 二杯目

ダイソーたずね人 「廣澤虎造」 
posted by ヒサミチ at 04:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映像 このエントリーを含むはてなブックマーク
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