2007年04月29日

ロバート・クラムの「ショート・ヒストリー・オブ・アメリカ」



「ショート・ヒストリー・オブ・アメリカ」
ロバート・クラムのドキュメンタリー 「クラム」より 1994年

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監督テリー・ツワイゴフ「ゴーストワールド」もよかったけど
自分は断然「クラム」を推します

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60年代のアメリカ・アングラ・コミック「フリッツ・ザ・キャット」
セックス・ドラッグ・暴力描写で
ヒッピー世代の寵児となった漫画家ロバート・クラムは 
一方でブルーグラスのバンドを率いるブルースやルーツ音楽のSP盤コレクター 
既製の「保守/革新」では切れない男



映画「フリッツ・ザ・キャット」 1972年 
このシーンで自分はボー・ディドリーという名を知りました

下はボー・ディドリー1966年? TNTショウの模様



ボー・ディドリーのロックン・ロールは
60年代後半に至るまで真面目に語られたりはしませんでした
歌詞とか名前を呼んでるだけでしょ コードは大抵1つかふたつ 悩みも深い思想もない 
ティーン・エイジャーのお慰み 下らないガジェット的なものだった 
ジャッカジャッカジャカ、ジャッジャッ ジャッカジャッカジャカ、ジャッジャッ

ヴェルヴェット・アンダーグラウンドに強い影響を与えた
「ジャングル・ビート」と呼ばれるリズムは、
しかしギター1本でアフリカン・ビートを伝えるのにもってこい 
このリフ麻薬を吸った原始人みたいにエンエン続けられるリフ

60年代アメリカのサブカル、カウンター・カルチャー
黒人音楽のみならず 禅やインドやドラッグを援用して 
みんなで原始人に戻ろうぜピース!って話だったのかもしれないです

ロバート・クラム自身はノーテンキなヒッピーを毛嫌いして
ハッピーエンドの劇場版「フリッツ・ザ・キャット」もほとんど憎んでいたらしい 
原作、猫のフリッツはグルーピーにアイスピックで刺されて一巻の終わり 
そのへんの経緯は直接「クラム」にあたって下さい
この映画 奇人伝としても本当に面白いよ



映画本編では触れられなかったけど
「ショート・ヒストリー・オブ・アメリカ」には続きが3種類あって

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「最悪のシナリオ」

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「ゴキゲンな未来」

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「楽観的解決」



ロバート・クラム「フィリップ・K・ディックの神秘体験」 
どなたか訳してくれませんか

クラム 公式サイト

日本の素晴らしいファンサイト
posted by ヒサミチ at 00:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 画像 このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
ダイナモさま 「天狗」拝聴いたしました。とても素晴らしい曲に感銘いたしました。「天狗」についてご質問がありコメント残させていただきます。こちらをご確認されましたら返信頂けると幸いです。
Posted by 梶原 at 2007年05月01日 14:39
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